◇国「ばらつき解消へ」/現場「生活支えられるのか」
気になる要介護認定の改正が4月から導入されます。調査員ごとの判断のバラつきをなくすように「目に見える」「確認できる」ことをもとに調査を行うことを求める内容のようです。要介護認定 認定調査員テキスト2009のURLを記載していますので感心のある方はテキスト2009の中味を把握してください。
介護保険のサービスを利用したい人が必ず受けなければならない要介護認定。その判定方法が4月から大きく変わるようです。多くの調査項目が削られるため、高齢者や家族の間で「要介護度が下がってサービスが減るのではないか」との不安が広がっています。
●変更点
要介護認定は、申請者が介護を必要とする状態にあるのか、あるとしたらどの程度かを判定するために行われる。認定結果により、利用できるサービスの限度額が決まる。訪問調査を経てコンピューターで1次判定が行われた後、市区町村の介護認定審査会で主治医の意見書なども参考に2次判定が行われる。
4月から大きく変わるのは、1次判定の部分だ。(1)判定に必要なコンピューターの基礎データが古いため、最新のものに改める(2)06年度以降、2次判定で振り分けていた「要介護1」と「要支援2」に地域によってばらつきが生じているため、1次判定で行えるようにする(3)調査の負担軽減を図る−−が見直しの狙いだった。
厚生労働省は有識者による検討会を発足させ、どのような見直しが必要かを論議してきた。昨年夏には現在ある82の認定調査項目のうち「外出して戻れない」など23項目を「判定の精度に影響がない」として削除することをいったん決めた。
だが、市民団体などから「認知症の進行状態を把握する項目がなくなる」といった意見が多数寄せられ、「外出して戻れない」などの項目は復活。最終的には主治医の意見書で代替できる「じょくそう(床ずれ)」など14項目を削るとともに、「簡単な調理(ができる)」など6項目を新たに加え、計74項目とした。
■要介護認定の調査項目の変更点
◇削減されるもの
(1)火の不始末
(2)幻視・幻聴
(3)暴言・暴行
(4)不潔行為
(5)異食行動(食べられない物を口に入れる)
(6)ひじ関節の拘縮(動く範囲が狭くなっているか)
(7)足関節の拘縮
(8)じょくそう(床ずれ)
(9)皮膚疾患
(10)飲水(自分で水が飲めるか。量は適正か)
(11)環境等の変化(現在の状態は一過性か継続するものか)
(12)電話の利用(自分で電話がかけられるか)
(13)指示への反応(介護者の指示が通じるか)
(14)日中の生活(よく動いているか、座っていることが多いか)
◇新たに設けられたもの
(1)話がまとまらず会話にならない
(2)自分勝手に行動する
(3)独り言や独り笑い
(4)集団参加ができない
(5)買い物
(6)簡単な調理
以上の情報は毎日新聞2/3掲載記事より引用しました。
●厚生労働省は4月から導入する新しい要介護認定に関して「調査員テキスト」をまとめた。
要介護認定 認定調査員テキスト2009
166ページのPDFファイル コピーしてじっくりとご覧になってください。
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1231197837762/files/1.pdf